りょうもう号特急赤城
一年の中で一番時間があるこの時期に行きたかった所に行きまくりたい!
そこで今回は桐生に行って来ました。
目的は、刺繍屋さんのケイ・エム企画さんにご挨拶と秋物の状況を見に行くこと、
もう一つは友人に久々に会うことです。
浅草から、りょうもう号特急赤城に乗って終点赤城まで、
この日は梅雨の晴れ間、関東内陸特有の猛烈な暑さが来る前の爽やかなお出掛け日和に恵まれました。
ケイ・エム企画さん 本社
ケイ・エム企画さんとは昨年の今頃からお付き合いが始まりました、
東京支社の方とは面識がありますが、桐生の担当者の方とは電話だけで、お会いしたことがなかったのでZAKURAの秋物”もみの狐”柄が刺繍される時期に合わせてご挨拶に伺おうと思いました。
清潔で整頓された工場
ところが残念!!タイミングが微妙にずれ、うちの生地が刺繍台に乗っているところを押さえられませんでした〜
しかし細かい打ち合わせ等、何度もお電話させてもらっている担当の立澤さんと実際にお会いでき、若手からベテラン、たくさんのスタッフさんの作業現場を見られたりと、とても有意義でした。
洋服は人から人へのリレーで出来上がります、バトンを渡す人ともらう人が、顔を合わす前と後では何かが変わると思います。
ちなみにこちらが”もみの狐”刺繍のカーディガン
あかがね街道 いかにも歴史のありそうな通りです
ケイ・エム企画さんを後にして、立澤さんに桐生の友人の純子さん宅まで送って頂きました。
純子さんと会う久しぶり、やっと会うことができました、行きつけのお蕎麦屋さんに連れて行ってもらってランチをした後、桐生市内をドライブ。
街道沿いの醤油屋(蔵元) 岡直三郎商店
看板はありましたがお休みで食べられなかった
”河内屋木道” 路地に名前が付いています 画面左側が岡直三郎商店(河内屋は屋号) 右側も気になりますね。。
創業220年、なんと江戸時代から続く醤油蔵”岡直三郎商店”さん、デザートにここの醤油ソフトクリームを食べに来たのに、なんとお休み!!デザートは諦めてお店の横の路地を散策、とても趣のある路地でした。
路地の突き当たりには銭湯”千代の湯”かなり年季が入ってますが現役です
銭湯の横には井戸
この井戸には言われがあって、この醤油蔵の創業者は近江出身で、近江商人には”三方良し”の精神があり、”売り手良し、買い手良し、世間良し”を守り続けて来たそうで、この井戸は岡商店が掘った井戸ですが、周囲の人も自由に水が使えるようにと、塀の外側に設置したそうです、この井戸は”三方良し”のシンボルとして保存すると共に災害時にも使えるように修復整備されているそうです。
自社最優先が当たりまえな昨今、見習いたい近江商人の素晴らしい精神ですね。。
母方の祖父も近江出身で酒屋を営んでいました、近江商人精神を受け継いでいけたらな〜と思いました。
今回もまた良い旅ができました、旅は色々教えてくれます。
ケイ・エム企画さん、立澤さん、純子さん、
ありがとうございました!!