収穫
毎年、12月と1月の15,16日の年4日のみ開催される”世田谷ボロ市”に最終日の1月16日、2年ぶりに行ってきました。
今回の収穫はお皿、ある陶器屋さんの2千円均一コーナーの一枚の皿から目を離す事ができませんでした。
実在しているのかいないのか草の絵が描かれています、それだけなら通り過ぎたかもしれませんが、隅の方になんかがくっ付いています。
何かを確かめようと人をかき分け、その皿を手にしてみると、やっぱりぼっこり盛り上がっています。
何度かそれをなでながら、これは何なんだろうと思いめぐらしていると、そこの近くのふちにほぼ同じ形状の、これまた唐突な別素材で補修された箇所を発見しました。
もうその頃には、このお皿は”うちに連れて帰る”と心に決めていました。。
問題の部分
きっと、釜に入れる寸前に縁が欠け、その部分が皿の中に落ち、そのまま焼かれたのしょう、その失敗をものともせず、アートに変換してしまう、”敵ながらあっぱれ!”と賞賛したくなりました。
とかく陶器の世界では、少しでも難があると、バリッ!と割ってなかった事にされてしまうイメージです、この作者の柔軟な姿勢と遊び心を見習いたいと思いました、一枚の皿で教訓を得る事ができ、今回の収穫は料理を盛る皿だけに留まりませんでした。。
この皿、意外にも?何を入れても料理が映え、使う度にその突起した部分を箸でつつき、ニヤニヤしています♪