ZAKURA

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初冬の旅 広島、京都編 最終日












早くも最終日。
この日はフリーで、特に決まった目的地はありません、ここ何年かは詰め込み気味でスケジュールに追われていたので、今回はぶらり京都街散歩な日を設けたかったんです。


しかし、、、季節はもう冬、京都の冬は寒いとは聞いていましたがとにかく寒い!残念ながら、そぞろ歩くといった悠長な余裕はありませんでした。


少し歩いてはお店に逃げ込むと言った有様で、、、
そんな中お手洗いに行きたくなり、ビルに駆け込むと無情にもトイレには鍵がかかっていたのです、鍵を開けて頂けないかと、ビル内の美容室”リヒト”さんにお願いした所、なんと温かくてきれいなサロン内のお化粧室を使わせて下さったんです(涙)。。。


帰りには、足が痛くなっていた母の為に登り専用のエレベーターを下りに切り替えて下さり、私たちが見えなくなるまで、見送ってくれたのでした。
な、なんと言う慈悲深い方でしょう、、、感謝、感謝。。また感謝。




”とん漫”さん レトロな店内 つぼ庭もありいい雰囲気



次はランチをしようとお店を探し歩き、ようやく美味しそうなトンカツ屋さんを見つけ入るとすでに準備中、とほほほほ。。。
帰ろうとする私たちに、”簡単な物でしたら、、”と閉めていた店に入れてくれたのです。部屋を温めて下さり、おいしいトンカツを揚げて下さいました。。




トンカツ定食 美味しかったです♪




とま〜最終日は波瀾万丈サバイバル、とれだけの温かい親切に預かり、救ってもらったでしょう、、
京都というと街は素晴らしいけど、人が冷たいとかキツいとか聞いた事が有りましたが、全くそんなことはおへんどした。。



寒さと疲れで予定を切り上げ早めに帰る事にし、JR京都駅に向かい家路に着きました。






いや〜、本当に旅って凄いです、自分の至らない所を再び気付かさせてくれ、たくさんの事を学ばせてくれます。。
この旅で出会った全ての人に、広島にそして京都に、ありがとうございました!!♥








| 23:29 | - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by jojo |
初冬の旅 広島、京都編 2日目
 







さて2日目の朝、この日は京都”寂光院”に直行の予定、宿泊した宿のある大野浦駅から出発です!

この駅でステキな出会いがありました。
駅をバックに母の写真を撮っていたら、構内にいらした地元のご夫人がご親切にも母と私の2人を撮って下さると言うので、ご好意に甘えさせてもらいました、それが上の写真です。


ご夫人は来春就職が内定しているお嬢さんが、内定先に行かれるお見送りで、大野浦駅にいらしていたのです。この日は日帰りの出張なのだと聞きましたが、いつまでも別れを惜しんでいるように見え、お母さんのご心配いかばかりかとお察ししました。


こちらがお嬢さん 来春から某テレビ局でアナウンサーとしてスタートするそうです! どちらの局か、まだお知らせできませんが、そのうち皆さんの地方のテレビ局でこのステキな笑顔に会えるかもしれませんよ♪




私も同様に故郷を後にした口ですから、お嬢さんの気持ちも分かるような気がします。
まずは思いっきり羽ばたいてきて欲しいです、ご活躍を陰ながら応援しています。




お二人に別れを告げ、私たちは京都に向けて山陽本線に乗り、広島経由で京都をめざし出発しました。





大原の里





京都駅からバスで一時間、大原の里にやってきました。
三千院には2度程来ているのですが、そこからさらに20分歩いた所に、本当にひっそりと”寂光院”はありました。





寂光院本堂 2000年に焼失、こちらは2006年に再建されたもの




ここを選んだのも”清盛”つながりで、平家滅亡のおり壇ノ浦で入水した清盛の娘、徳子(建礼門院)は助けられ、その後この寂光院に身を寄せたといいます。
数奇な運命をたどった一人の女性の一生を思いました。。




石段の脇にあった木のキノコ かわいいような、気色わるいような。。




風情のある門  この先にお茶室があるようです




境内の”圧汀の池”のほとりに咲くシュウカイドウ



お参りを済ませ、山を降りホテルに向かいました。



東山にある食事何処”さくら”さんでお夕飯 








夕食後、ライトアップを見ようと、”青蓮院”に立ち寄りました。




木村英輝氏奉納の、蓮の襖絵 





踊るような蓮の葉や実にトンボや蟹や亀が見え隠れしてユーモラスであり、ポップでもありシックである、好感をもった作品です。現代アーティストの絵を大胆にも由緒あるお寺の襖絵にしてしまう、京都の懐の深さを知りました。。
(現在侘びて見える八百年前の襖絵も当時は斬新でポップな作品だったのかもしれませんね。。)





ライトアップを見に来ていたのは、遠方からの観光客よりも地元の若いカップルで、
こんなステキな場所でートできて幸せだな〜と羨ましく思いました。





よく歩いた一日、年の行っている母を歩かせ過ぎたと反省、、、
出会い有り、感動有り、旅の醍醐味を存分に味わった2日目が幕を閉じました。。








| 17:52 | - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by jojo |
初冬の旅 広島、京都編 初日
 











テレビドラマをあまり見ないのですが、今年うかつにもはまってしまったのがNHKの大河ドラマ”清盛”でした。

子供の頃は毎年当たり前のように見ていたのですが、実家を離れた頃から全く見なくなっていたのが、今年初めに偶然何回か見てから、病み付きになりました。



久しぶりに大河ドラマを見てビックリ、セットもお金が掛かっていて、衣装についても素材使いや色、柄がシチュエーションに応じてよく吟味されていて素晴らしく、ライティングもいけている、なにより役者の力の入り用が半端じゃありません。

毎回魅せ場があり、武士がどんどん頭角を現してく様が生き生きと描かれていて見応えたっぷり、連続ドラマの罠にどっぷりとはまって行きました。

(皮肉にも今年の大河ドラマ視聴率は歴代ワースト1位なのだそう、なぜなのか理解できません。。)



なぜこの話をしたかというと、母が父と廻っていた”西国三十三番札所巡り”を父から引き継ぎ、巡っていたのですがが昨年で満願さん(33箇寺全て廻り終わる)になったため、毎年恒例になっていた母との初冬の旅の目的を失いどこに行こうかと決まらないでいた所、”そうだ清盛の造った厳島神社行こう”ということになったのです。



目的がはっきりしてからの旅の計画はとんとん拍子、行き先の順序、宿の予約など次々に決まって出発を待つばかりとなりました。




そして迎えた初日




週間予報で何度も傘マークが付いては消えていた当日、お天気は幸運にも晴れ☀

JR新幹線広島駅から山陽本線に乗り換え宮島口で下車。

まずは腹ごしらえ、この辺りの名物の穴子を頂くべく、穴子めし専門店へ。





穴子飯専門店”うえの”





いよいよフェリーに乗り込み安芸の宮島へ!





海に浮かぶ厳島神社 潮加減もばっちり! 




宮島は2回目ですが、前回は干潮時で鳥居の足の付け根まで出ていました。

それにしても、こんな場所に神社を建ててみようという発想、なかなか浮かばない事ですよね。。いや、たとえ浮かんだとしても現実の物としてしまう財力とモチベーションは想像を絶します。





拝殿で参拝






畳み掛けるような朱赤の回廊で結婚式に遭遇。









なんかのパンフレット用の撮影では?と疑った程、美男美女のでき過ぎカップル。

あとから親族の方達がいらして、本物だと判明、おめでとうございます♡









柱という柱はすべて朱に塗られ幻想的、清盛は生涯で60回以上この厳島神社を訪れたのだそうです、この回廊をどんな思いで歩いたのだろうと八百年以上前の時代に思いをはせました。。





帰りのフェリーから見た宮島




平日にも関わらずたくさんの参拝客や、修学旅行生等が訪れていました。視聴率が悪いとは言え”清盛”効果もあるのでは?等とも思いましたが、やはりこの神社は何の宣伝も必要ない唯一無二の日本の遺産で、世界に誇れるロケーション込みの建造美なのでした。ありがとう!清盛!!




感激醒めあらぬうちに、宮島対岸2駅先の温泉宿に着き、おいしい瀬戸内海の料理を頂き、大満足な初日が幕を閉じたのでした。。。







宿から見た宮島 海に浮かぶのはカキの養殖イカダ







| 16:07 | - | comments(2) | trackbacks(0) | posted by jojo |
灯台下暗し
 











紅葉はやっぱり京都じゃなきゃ?
いえいえ、そんなこともありません。このもみじは近所の森(砧公園)のものです。
この辺りに住み始めてかなり経ちますが、紅葉を愛でにわざわざ足を運んだのは初めてかも知れません。
こんなに美しかったとは。。。





サイクリングロード このすぐ右は東名高速道路





東京は意外に大小たくさんの公園があり、ここ砧公園はその中でも中規模位でしょうか、程よく広く、敷地内には美術館(世田谷美術館)が控え、サイクリングコースが巡らされ、どの季節もそれを感じられる草木が整えられています、、と良さを十分に分かっていながら利用しないのは、本当にもったいない事です。





そして今にして思い知った、紅葉はライティングが極め手ということ、太陽が斜めに当たる午後2時以降を狙いました













園内が美しい彩りで輝く季節は特に、それ以外でももっと頻繁に足を踏み入れようと思いました。。






巨大擬態キノコ!









| 15:25 | - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by jojo |
晩秋の旅 山陰編 最終日
 






出雲大社仮殿のしめ縄 本殿の半分くらいの大きさ





いよいよ山陰の旅も最終日、最終目的地”出雲大社”に向けて出発です。





出発の朝気付いた宿前の川の勾玉らんかん 玉造温泉の玉造とは、昔この辺りで勾玉造りが盛んだったからなのだそうです、歴史の匂いがプンプンですね。。




JR山陰本線で玉造温泉駅から出雲市駅まで行き、そこからバスに乗って出雲大社をめざします。





出雲大社 二の鳥居



ますは腹ごしらえ、大社近くにある有名なおそば屋さんに直行。




おそば屋さんに向かう通りの入り口にこんな看板が ”かみむかえのみち”毎年10月全国から神様が集まる時に通る道なのだそうです




”神迎えの道”沿いにある家々の軒下には、こうして竹筒に花が手向けられています
神様をお迎えする習慣から参拝者をねぎらうようになったのでしょう




老舗のおそば屋さん ”荒木屋”
おそばとおぜんざいをセットで出してくれます




10月は全国八百万の神が出雲地方に集結してしまうので、出雲以外の地方では神様がいなくなるので神無月と言い、逆に出雲では神在月と言うそうな、なーるほど。。

この神在月に行われるお祭りに振る舞われたお餅を”神在餅”と言い、それがなまって”ぜんざい”となって京都に伝わったのだそ〜な。。。




仮殿





残念ながら現在は平成の大遷宮で本殿の拝殿ができませんでしたので、こちら仮殿でお参りします。一般の神社では2拍手の所、ここ出雲大社では4拍手するのだそうです、分けも分からず2礼4拍手1礼して参拝を済ませました。(たくさんの4拍手が社内に響き渡って不思議な感覚でした)





平成の大遷宮に我が家でも一口ご奉賛 





十九社 毎年10月(神在月)全国から集まった神様の宿舎なのだそう 19の扉が有り間隔は2メートル位、、ちと狭くないですか、神様。。?








出雲大社は縁結びの神”大国主大神”が祀られているのだそうですがこの神様、あのだいこく様だったんですね、そう聞くと親しみが湧きます、だいこく様が肩から下げている白い袋には、人々の苦難や悩みが入っているのだそうです、私たちの変わりに背負ってくれる慈愛に満ちた神様のようです。。人気がある訳です!

おみくじを引いて、出雲大社を後にしました。



次はガイドブックに載っていて美味しそうだった”ぜんざいロール”店へ。




参道沿いにある”ポンム ベエル”のぜんざいロール お米でできたスポンジがモッチリで美味しゅうございました♪♪どこが”ぜんざい”か?クリームにお餅と小豆が練り込まれていましたよ◎





参道並木は松





出西釜近くの道ばたで咲いていた背の高い花 ”皇帝ダリア” 高い位置で大きな花が咲いていたので目につきました 今見頃を迎えているそうです





最後に深いブルーの焼き色が有名な出西壺に寄って全てのスポットを廻り終え、出雲空港(縁結び空港)へと向かい帰路に着きました。





所々、にわかマメチクも盛り込んだ、偏ったザックリ観光ガイドみたいになってしまいましたが、旅を楽しんだ感じが伝わりましたでしょうか。

東京からだと、なかなか足を伸ばし辛い土地で、これまで訪れる事の無かった山陰は素晴らしい所でした。



”百聞は一見にしかず”とはよく言った物です、、

また一見をしに旅に出たいです。。










| 20:44 | - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by jojo |
晩秋の旅山陰編 2日目
 




大山の朝焼け






2日目はお天気に恵まれそうです。
米子駅からJR山陰線に乗り松江駅へ、めざすは松江城。
半年前に熊本城を訪れてから、お城の魅力に惹かれるようになりました。





松江駅レイクラインバスに乗り市内観光案内を聞きながら松江城へ





内堀外からの眺め 美しい。。




松江城天守
天守は生活の場ではなく一大事の時にしか入らないそうですが、松江城は畳や襖が入るような構造になっていたそうです




白と黒のコントラストが熊本城を彷彿とさせますが、剛健な印象の熊本城に対して静寂なイメージを持ちました。こちら松江城は現存する数少ない天守を持つ城なのだそうです。




最上階の階段の手すり 木から切り出して造られていて凝っています



柱 寄せ木でさらに強固に造られています




天守から臨む宍道湖に浮かぶ浮き島(姉ヶ島)




鉄の門 カックいいです この門に敵が攻め入ってきた事があったのでしょうか。。




お腹が空いてきたので、城を降り美味しいランチのできるお店を探しに城下町へ。




外堀沿いの道 松江だけに街路樹も松




蒸し寿寿司の店 ”浪花寿司”





使い込んだせいろで蒸されたちらし寿司 これで1000円!




”蒸し寿司って、どういう事よ…”とぶつぶつとつぶやきながら吸い込まれるよう店に入り、出てきたのがこちら、呼んで字のごとく蒸したちらし寿司、温かい酢飯に最初戸惑いましたが、食べてビックリ!これが美味しかったんです♡


特別な物は何も入ってはいませんが、一つ一つの具材が吟味され、丁寧に計算され調和した逸品でした、お店の人に”蒸したお寿司なんて珍しいですよね~?”と興奮気味に聞くと”そうですか‥”とトーンダウンした返事、松江で蒸し寿司はポピュラーなのだそうです。




通り沿いにあった手芸品店
東京ではこういう街の手芸店はどんどん減ってきています。。




街を軽く散策しながら松本駅へ。




駅で珍しい牛乳の自販機を発見! 選んだのはコーヒー牛乳、もちろん腰に手をしっかり当てて?




再びJR山陰線に乗り今日の宿、玉造温泉へ。




分かりやすいシルバーシート 色合いもかわいいです





玉造温泉駅前ロータリー 素朴です。。





湯上がりの一杯 鬼太郎ワンカップといったんもめん清酒 まだ引っ張りますか?ゲゲゲ関連!(ここは島根、ゲゲゲタウンは隣の県ですが、売店には関連の品がまだまだ並びます)




松江市は美しく上品な城下町でした、初めて行く土地はどんな場所でも刺激を受けますが、整然凛とした松江市に魅了されました。。。

温泉宿に早めにチェックインし今日までの旅を思い起こし、お湯につかり疲れを落としました。。










| 15:01 | - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by jojo |
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