大好き物産展!
左がみかん 右がデコポン
元々”全国物産展”系の催し物がデパート等でやっていると素通りができないタチで、試食を進められるがままに頂き、じゃ〜これも。。なんてついついカゴに入れてしまいます。
そして今回、日本橋三越で”世界農業遺産特集”と題した世界農業遺産に認定された全国5地域の品物を紹介する物産展に、今年5月大分県は宇佐の”Eine"(イーネ)様でのオーダー会でお会いしたお客様の岸田様が出展されると言う事で行ってまいりました。
岸田様が出展されていたのは、ご主人と営まれている”岸田農園”さんのミカンとデコポンで、どちらも大好物ですがデコポンは春先、ミカンは秋口からで、基本的に今の時期に食べられる果物ではありません。
それを季節はずれに思いがけず美味しく頂けると言うありがたい製法をあみだされ、その珍しい味覚を東京まで届けに来て下さったのです。
その製法とは、”トンネル熟成”と言う方法で、トンネル内でゆっくりと一定の気温で熟成させるのだそうです。
もちろん通常の時期の生産販売も行なっているそうで、旬の味わいも楽しみになりました。
ミカンにはうるさいわたしですが、美味しいミカン農園さんと出会えて良かったです、しかも奥様はZAKURAを着て下さっているなんて♡
普段使いとお客様用の2種類を試してみます
調子に乗ってもう一件、我が静岡県からご自慢のお茶がエントリー。
こちらも独自の製法を確立し、世界農業遺産に認定された掛川から東山地区のお茶農家さんが出展されていました。
こちらの製法は、休んでいる農地のススキやササ等を乾燥させ細かく刻んで茶畑の地面に敷くというもので、生物多様性が保全された事が評価され認定に至ったようです。
パッケージも洗練され、より多くのお客様にアピールする努力が見られました。
内側の作りもとてきれいで、布物でいう裏地と中敷まで付いている懲りよう
もう一点、こちらのお茶さんで大変感心したのがこのショッピングバッグ、なつかし静岡新聞で丁寧に作られています、きれいなカラーページをうまく配置し形もセンス良く、リサイクルこの上ない逸品です。
閑散期と土地を無駄無く有効活用しながらどの農家さんも工夫を凝らし、集客と売り上げだけではない地元の農業の行く末を見越した取り組みに頭が下がる思いでした。
東京に居ながらにして全国の旬を味わう事ができ、生産者さんから直に説明を受け、その趣旨と収穫物に対する愛情をダイレクトに感じられるから、物産展を素通りできないのかもしれません。。